今日はいつも議論になるテーマ。
「受験英語」vs「グローバル・イングリッシュ習得」どちらが正しい?!
早期教育で英語を学ばせていると「やはり英語が話せることは一番大事では?」と思われる保護者も多い。かく謂う私も子供に英語を話して欲しいと思う。また、中学受験を終え、いよいよ「英語」の成績を見ると、大学受験を視野に「やっぱり受験英語」も大事だと心が揺れる。
何が正しい、何が間違いは無い。(と思う)
なぜなら、これらの比較は、
「あんこもち」が美味しいか、「いちごショートケーキ」が美味しいかを問うている。
どちらも上手い。食べたいものである。
保護者の方は自分の子供の英語教育への視点が学年が上がるごとに移行していることを忘れているが、思い出してほしい。
英語を習い始めた頃は、「英語を話してほしい」と思っていたはず。
しかし、小学生高学年になり、英検を取り始めると、「検定」「テスト」で優秀な成績を取ってほしいと思うようになる。
(少なくとも私は思う;;)
英語学習は他の教科同様「勉強」と謂う側面がある。また加えて、「言語」としての学びもあり、「話せてなんぼ!」のような評価もつく。心の中で異なる二つのスイーツを欲しているのである。
そこで、両技能を十分に使えるようにするには、「時間」という概念が必要です。
幼少期は、英語保育園などでコミュニケーション力を養い、リスニング・スピーキング力を自然に吸収させ、英語アウトプット力、英語脳を日常でつけていく。
そして、小学校入学後は、文法的な解釈も含め、「受験英語」に触れていく。
その後、英語脳強化で、大量なリスニング力・大量素読でどんどん活字を読み、プレゼンテーションなどで自分の中の意見や声を上げて、英語脳を鍛える。
どちらか一方で良い人は、一方のみを選択し、両技能必要な人はインプット・アウトプット重視しながら進めていく。
受験英語学習は決して無駄にはなりません。
自発的な言葉を話す子供たちもまた、その能力は無駄にはなりません。
時間が許すのならば、両技能習得をお奨めしたい。
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